【カブール17日共同】アフガニスタンの首都カブールに展開する国際治安支援部隊(ISAF)当局者は17日、航空便の遅れのためカブール空港で数日間待機を強いられている1万人以上のメッカ巡礼者に、英国やサウジアラビアなどが航空便を同日から順次提供すると述べた。
14日には航空便の遅れでしびれを切らした巡礼者らが、アブドルラフマン航空相が乗った航空機を包囲、航空相が暴行を受け殺害される事件が発生した。治安回復のため急きょ航空機の提供が決まった。
英国が17日から3日間毎日四便を提供するほか、サウジアラビア、パキスタンなどがジャンボ機計六機を17日に提供する。