(回答先: バーレーン、首長国から王国に(読売新聞) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 2 月 15 日 09:59:25)
02/14 22:24 10月国会、5月地方選実施 バーレーン、女性も参 外信106
【カイロ14日共同】バーレーンのハマド首長は十四日、初めて
女性の参政権を認めた地方選挙と国会選挙を、それぞれ五月九日と
十月二十四日に実施すると発表した。保守的なペルシャ湾岸諸国は
民主化へ向け模索を続けており、バーレーンの新たな動きは周辺国
へも影響を与えそうだ。
バーレーン国会は一九七五年、政情不安で機能が停止されたが、
昨年二月、国民投票で男女の参政権に基づく国会を二○○四年を目
標に設置するなど民主改革を進めるための「国民行動憲章」を承認
した。
首長によると、国会・地方両選挙とも二十一歳以上の男女が投票
・立候補の権利を持つ自由選挙となる。同国閣議は十三日、投票年
齢などを定めた新地方選挙法を承認した。
衛星テレビ、アルジャジーラやAP通信によると、首長は立憲君
主制に基づく「バーレーン王国」の国王となることを宣言した。新
国会は選挙で選ばれる議会と、国王が任命する諮問議会の二院制と
なる。
湾岸地域では、将来の石油枯渇に備える経済自由化の流れの中、
バーレーンのほかカタールやオマーンが九○年代後半から女性の参
政権を含む民主化改革を徐々に進めている。
しかしクウェートでは九九年、女性の参政権を認める首長令が国
会で否決された。
(了) 020214 2224
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