ロシアのプーチン大統領とカナダのクレティエン首相は、イラクに対して国連の大量破壊兵器に関する査察を受けるよう要求することと、米軍が主導するかたちでのテロリズムとの戦いはまったく別のものであり、イラクに対する軍事攻撃を加えるための口実とすべきではないと述べた。
ブッシュ米大統領は13日、イラクのフセイン大統領に対してあらゆる選択肢を留保するとし、「あらゆる選択肢を留保する。内容については明らかにしない。サダム・フセイン(イラク大統領)は、私が米国を真剣に守ろうとしていることを知る必要がある」と述べ、米国がイラクに対する軍事行動を開始するのではないかとの観測が強まっている。