三井物産は13日、三井石油と共同で、オマーンの陸上原油生産の権益をフィンランド政府系企業から200億円で取得する、と発表した。鉱区全体の原油埋蔵量は3億バーレル、日産4万6千バーレルで、そのうち35%の権益を取得する。硫黄分などが少ない良質の原油がとれるオマーンの中で、日本企業がもつ権益としては最大となる。原油は日本や韓国で販売する。
生産鉱区は、首都マスカットから西へ300キロの「ブロック9」。ここの35%の権益をもつ企業の全株式を取得することで、親会社のフィンランド政府系の総合エネルギー会社、フォータム社と合意した。同社は欧州やロシアでの開発に集中するため、権益を入札にかけていた。三井物産は、世界で14億バーレルの埋蔵原油の権益を持っており、今回の取得で権益は15億バーレルを超えることになる。
[朝日2/14]
★コメント
北欧国は、さすがだな〜と思ったのです。
あ〜、これで中東情勢の地獄の光景が、時の彼方に見えてきたよーな幻覚が…
「良質な油田の権益を彼らがなぜ手放すのか」を、
三井物産/石油に限らず、その他の日本企業や日本政府筋はどう見ているんでしょうかね?
ところで、
ベトナム沖で、ベトナムとロシアと日本企業が共同で油田採掘をすることにした、なんていう報道を先日どこかで目にした気配だったんですけど、どなたかお心当たりの方のupを期待します。