02/12 15:33 米上下両院が合同調査へ 対テロ情報活動を検証 外信47
【ワシントン12日共同】十二日付の米ワシントン・ポスト紙は
、米政府の対テロ情報活動が適切に実施されてきたかどうかを調査
するため、上下両院の情報特別委員会が合同調査を計画していると
報じた。
米情報機関は、旧ソ連に対する情報収集を目的に発展してきたが
、冷戦崩壊後はテロの未然防止のため、テロリストやテロ組織の活
動を監視する機能を十分に果たしていたかが調査の焦点になりそう
だ。
同紙によると、合同調査は一九八○年代のレーガン政権時代の活
動にさかのぼって実施。クリントン政権下で起きたアフリカの米大
使館連続爆破事件や昨年九月の中枢同時テロ事件などに対する活動
内容を検証し、米中央情報局(CIA)や米連邦捜査局(FBI)
などによる情報収集やテロ分析が適切だったかどうかを調べる。
(了) 020212 1532
[2002-02-12-15:33]