[ワシントン 11日 ロイター] 米連邦捜査局(FBI)は、2月12日にも、米国もしくはイエメンの米関連の施設などにテロ攻撃が加えられる可能性がある、との緊急警報を発した。テロ攻撃は、サウジアラビア生まれのイエメン国籍の男性が計画している、とされている。
FBIによると、「最近の情報は、米国あるいはイエメンの米国関連施設で、2002年2月12日あるいはそのころ、計画的な攻撃が発生する可能性があることを示唆している」という。これは、昨年9月11日の米同時多発テロ事件以降に出された、テロ攻撃に関する最も具体的な警告のひとつ。
FBIは、標的となる可能性がある特定の目標には言及していない。
FBIによると、攻撃には1人またはそれ以上の工作員が関与している可能性があるという。また、首謀者である疑いがあるとして、イエメン人で、多くの偽名を使うというFawaz Yahya al-Rabeei氏の名前を挙げている。(ロイター)
[2月12日15時45分更新]