(回答先: 「米国は報いを受ける」 激突機の高校生の遺書公開 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 2 月 07 日 18:37:03)
【ニューヨーク7日=河野博子】米フロリダ州タンパ市で先月5日夕、15歳の男子高校生が小型飛行機で42階建てビルに激突し、死亡した事件で、捜査当局は6日、少年の「遺書」を公開した。遺書は、米同時テロの首謀者とされるウサマ・ビンラーディンへの共感を示唆しているが、捜査当局は「テロ組織との関係がないことがはっきりした」として捜査終了を宣言した。
遺書は、小型機の残がいの中にあった少年のかばんの中から見つかった。2枚の紙に手書きで、「アル・カーイダなどの組織は私と数回会い、参加しないか、と言ってきた。私は参加しなかった。これは、私の単独行動による作戦である」としたうえで、「9月11日のテロは、ウサマ・ビンラーディンに絶対的な正義がある。彼は強大な国家にひざを屈させたのだ」とビンラーディンを賛美。さらに、「米国は世界の支配欲に取り付かれたイスラエルと組んで、パレスチナの民衆とイラクに恐るべき行動をとった結果に直面しなければならない。あなたがたは報いを受けるであろう」としめくくっている。
捜査当局は、遺書にあった「テロ組織との接触」は少年の作り話と見ている。(読売新聞)
[2月8日12時1分更新]