【カイロ7日=久保健一】パリで発行されている汎(はん)アラブ週刊誌「アル・ワタン・アル・アラビ」最新号(8日付)は、元タリバン政権治安当局者の話として、テロ組織アル・カーイダ指導部が対米テロ作戦に女性の参加を認める機関決定を下したと報じた。
同誌によると、アフガニスタンのイスラム法学者が最近、「女性が自分の土地や家族を守るために戦うのは構わない」とのファトワ(宗教見解)を出したのを受けた決定という。作戦に参加する女性には、ブルカ(頭からつま先まで覆うアフガンの伝統衣装)などの着用を免除するという。(読売新聞)
[2月7日12時41分更新]