★阿修羅♪ 戦争9 ★阿修羅♪ |
【イスラマバード福島良典】
パキスタンのムシャラフ大統領は5日、インドと領有をめぐって対立するカシミール地方を訪れ、同地方の6割を支配するインドの姿勢を「国家テロ」と非難した。
大統領は「カシミール住民が武器を取らざるを得なかった責任はインドにある」と述べた。さらに、インドのバジパイ首相が危険な「瀬戸際外交」を行っていると批判した。同時に、インドに対して、カシミール問題の対話による解決を呼びかけた。
昨年12月13日のインド国会襲撃事件以来、印パ間の緊張が高まり、カシミール地方では連日、交戦が続いている。しかしパキスタンは、インドが同事件への関与を指摘するイスラム過激派を摘発し、インドのミサイル発射実験にも対抗措置を控えるなど、緊張緩和に努めている。