★阿修羅♪ 戦争9 ★阿修羅♪ |
9.11アタックの直後にブッシュが各国首脳に電話攻勢をかけ「テロリストの側につくか、自由社会陣営につくか」と恫喝した際に、エジプト、パキスタンなどに対しては、「我々の側に立たないと核攻撃も辞さないぞ」と言った、という話を聞きました。また、中国の江沢民に電話した際には、江沢民に「アフガンでてこずるようなら、核(ニュークレア・ウェポン)を使え。その覚悟はできているのか」と言われた、という話も聞きました。情報源は確認していませんが、いずれもアジアや中近東の現地発行の英字紙に載った記事がネタ元のようです。
真偽の程は若干、疑問もありますが、「当たらずといえども遠からず」というところでしょう。世界の超大国の指導者がいかに、冷酷な人たちか、よく分かります。ヒューマニズムでは、現在の「危険なトレンド」は止まらないのではないでしょうか。
ブッシュが年頭教書でイラクの他にイランと北朝鮮を「悪の枢軸」と名指しで非難したことに驚きの声も出ていますが、米指導層の本音は「アフガンで少しやり過ぎか、という位、タリバンを叩いたが、ロシア、中国、欧州とも大きな反対は起きなかった。これからも、圧倒的な軍事力を思う存分、世界各地域で行使しても、どこも表立っては反対できないだろう」というところでしょう。そして、旧ソ連崩壊を受けて、恐らく、ブッシュ・パパ時代に作った「新世界秩序」(ニューワールドオーダー)構想を少し手直しした世界戦略を実現すべく、動き出しているのでしょう。
一説には、オペックを潰して、IMFのような米国が直接管理する石油輸出の管理機構を作るつもりだ、という情報も流れ始めています。
しかし、米国のこの「暴走」は中長期的に見ると、ローマ帝国末期のような「大帝国崩壊の前兆」と思います。また、そうあっふてほしい、と思います。しかし、しばらくは「恐ろしい時代(テリブル・ディケード)が続きそうで、憂鬱な限りです。