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【ワシントン5日=林路郎】4日付の米紙USAツデーは、英情報機関筋の話として、ウサマ・ビンラーディンのテロ組織アル・カーイダの最高幹部20人以上がレバノンに潜伏していると伝えた。アフガニスタンでの軍事作戦後、アル・カーイダ上層部のまとまった動きが表面化したのは初めて。
同紙は、レバノン潜伏中のグループにビンラーディン本人が含まれているかには触れず、同組織の幹部やメンバーの所在が欧州や西アフリカ諸国でも確認され始めたとし、「米軍の軍事作戦でアフガンにいたアル・カーイダは世界へ離散した」と指摘した。レバノンに潜伏中のアル・カーイダは、イランが支援するイスラム教シーア派武装組織「ヒズボラ」(神の党)の保護を受けているという。(読売新聞)
[2月6日1時3分更新]