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【ワシントン4日平山孝治】
国連は四日、イラクのフセイン大統領から国連のアナン事務総長に対し、「無条件で対話したい」との申し出があったことを明らかにした。
フセイン大統領は、アラブ連盟のアムレ・ムーサ事務局長を通じ、アナン氏への親書を届けた。国連は、フセイン氏の対話意向がイラクの大量破壊兵器開発疑惑に関する国連査察受け入れを視野に入れたものなのかなど、詳細についてはコメントしなかった。
アナン氏は「(国連査察問題に関し)イラク代表団と話し合う用意がある」との返書を送ったという。
イラクはこれまで国連の査察を拒否。米国は米中枢同時テロに絡み、イラクの拒否姿勢を激しく非難し、ブッシュ米大統領は一般教書演説でイラク、イラン、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の三国を「悪の枢軸」と名指しで批判し武力攻撃も辞さない構えを見せた。