★阿修羅♪ 戦争9 ★阿修羅♪ |
01/30 08:07 米の東南アジア作戦に抗戦 バシル氏、テロ関与は否 外信17
【ソロ(インドネシア)30日共同】アルカイダとつながる地下
組織として東南アジア各地で摘発された「ジェマ・イスラミア」(
イスラム共同体)の黒幕とされるインドネシアのイスラム急進派指
導者アブ・バカル・バシル氏(63)が、同国中ジャワ州ソロ近郊
で二十九日、共同通信と会見し、米軍の「対テロ作戦」が東南アジ
アに及べば「抗戦しなくてはならない。聖戦となる」と警告した。
一方で、この地下組織の存在や、自らのアルカイダとの関係は否
定した。
バシル氏は一九八五年から九九年まで、事実上亡命中のマレーシ
アで「聖戦」などのイスラムの教えを説き、教え子がボスニア・ヘ
ルツェゴビナやインドネシア・マルク諸島、ソ連占領下のアフガニ
スタンへ戦いに赴いたと述べた。
一連の摘発で、マレーシアで逮捕された一人を知っていると話し
、フィリピンで逮捕されたインドネシア人が、バシル氏の設立した
ソロ近郊のイスラム寄宿学校で学んだことも認めた。
しかし、米大使館爆破などを計画していたとされるジェマ・イス
ラミアについては「そんな組織はない。コーランの読書会が存在す
るだけだ」と語った。また「シンガポールへは五年、マレーシアに
は三年行ったことがない」とし、自分を黒幕とする見方は「根拠が
ない」と断言した。
アルカイダについては「世界貿易センターの事件まで聞いたこと
がなかった」と話す一方、ウサマ・ビンラディン氏は「アフガンで
ソ連と戦った真のイスラム戦士」と評価した。
(了) 020130 0807
[2002-01-30-08:07]