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(回答先: 米のパレスチナ政策批判 サウジ皇太子 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 1 月 29 日 19:12:05)
【ワシントン29日=坂元隆】
サウジアラビアの事実上の最高指導者であるアブドラ皇太子は28日、ワシントン・ポスト紙とニューヨーク・タイムズ紙のインタビューに応じ、多数のサウジアラビア人が関与したとみられる同時テロの後も米国との同盟関係に変わりはないと強調した。しかし、サウジ、米国両国内で議論されている米軍のサウジからの撤退問題に関しては、明言を避けた。
アブドラ皇太子は病弱なファハド国王にかわってサウジアラビアの国政を担っているが、報道機関と会見するのはまれで、西側マスコミとの会見に応じたのは同時テロ以降初めて。
インタビューでアブドラ皇太子は同時テロ後の米国との関係について、「米国とサウジアラビアとの関係に変化があるとは思わない。我々の関係は60年以上にわたって極めて強かった」と述べた。しかし、サウジアラビアに駐留している米軍の撤退を求める声が両国で出ていることに関しては、「軍に関する議論はこれまでない」と述べるにとどまった。
一方、中東和平問題については、「航空機や戦車で武装した(イスラエルの)軍隊が石で武装した(パレスチナの)人々と戦っている」と指摘し、イスラエルの行動に理解を示すブッシュ政権の中東政策を強く非難した。
(1月29日20:40)