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【エルサレム27日=共同】
イスラエル放送によると、同国初のアラブ系閣僚(無任所相)だったサラハ・タリフ氏(労働党)が27日、シャロン首相に辞表を提出、受理された。2日以内に首相か同氏自身が辞表を撤回しない限り辞任が確定する。
タリフ氏をめぐっては最近、女性との交際問題やパレスチナ人の知人のイスラエル市民権取得を内務省に働き掛けたとの疑惑が報道されていた。同氏は辞表で「すべては仕組まれたもの」と反論。「疑惑報道で公務の継続が困難になった」と理由を述べている。
イスラエル北部にあるイスラム教ドルーズ派の村ジュリス出身のタリフ氏は兵役終了後、ジュリス村長などを経て1992年から国会議員(労働党)。国会副議長、内務副大臣などを歴任し昨年3月、シャロン政権の無任所相に就任した。