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「東京新聞」1月24日付1面記事の転載
《日朝『不審船』後に接触 先月末北京で》
『日本と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の外交官が、昨年十二月二十二日に発生した不審船銃撃・沈没事件後の同月末に北京で極秘接触していたことがわかった。複数の日本政府関係者が二十三日、明らかにした。接触した外交官は課長級とみられるが、不審船事件が話題になったかどうかなど、内容は一切明らかになっていない。ただ、両国の外交官が年末の慌ただしい中を極秘接触したことは、不審船事件の発生で接触の必要性が出たとの見方もでき、接触の目的・内容をめぐって憶測を呼びそうだ。=解説3面
日朝外交官の極秘接触については、昨年十一月上旬に北京で、両国外務省の課長級で行われたことが確認されている。
この接触は、日本外務省で北朝鮮を担当している北東アジア課長が交代したことを伝えることが目的だったようで、新任課長の平松賢次氏が出席したとされる。
これに続き、十二月中旬にも中国・大連で課長級か首席事務官級の極秘接触が行われた。ついで行われたのが不審船事件後の十二月末の接触で、このほか中国・しん陽でも十二月中に極秘接触が行われたとの情報もある。
しかし、政府関係者はしん陽での接触は確認していない。
政府関係者は、北京以外で行われた極秘接触について「北京の両国大使館を通じて日程を調整した上で、両国の外交官が接触場所で落ち合った」と、北京の両国大使館が接触の窓口になっていることを明らかにした。』
「東京新聞」1月24日付3面解説記事の転載
《日程、急きょ設定 日朝接触 対話進展は不透明》
『[解説]
昨年十二月二十二日の不審船銃撃・沈没事件後に行われた日本と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の外交官による極秘接触は、年末の慌ただしい中だった。日本政府部内の同事件の調査結果から、北朝鮮側と接触する必要性が生まれたかどうかは不明だが、この接触は急きょ日程が設定された印象を受ける。
接触の内容については、日本政府関係者が固く口を閉ざしているため、はっきりしない。しかし、接触の中で同事件が提起されたとすれば、北朝鮮側はどのような反応を示したのかなど、今後、憶測の対象になるのは間違いない。
一方、日朝間の外交官接触が昨年十一月からの二ヶ月間に、確認されたものだけでも計三回行われていることが同時に明らかになった。
日朝国交正常化交渉は、二〇〇〇年一〇月に北京に行われた第十一回交渉を最後に中断。同交渉が再開されるまでは、外交官同士の水面下の接触が両国をつなぐ細い糸になる。
ただ、問題は外交官接触の内容だ。アフガニスタン復興支援会議出席のため来日した韓国の韓昇朱(引用者注:さんずい付き)外交通商相は、小泉純一郎首相、田中真紀子外相との会談で「日朝間で意味のある実質的な対話が再開されることを期待する」と述べた。「意味がある実質的な対話」が行われるかどうかは、北朝鮮の出方にかかっている。
(編集委員・奈佐忠彦)』
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1・24午前NHK衛星1で放送された韓国「KBSニュース」も、日朝の外交官極秘接触を報じた。(それを見て「東京新聞」を買った)
内容は、「東京新聞」の記事に沿うものだったが、「押し詰まった年末に接触が持たれたのは不自然であり、不審船問題が話し合われたと推測できる」と観測報道を行った。
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1.24午後のJ−WAVEで放送されたニュース(共同かなにか通信社系のリソースだろう)は、「日本と北朝鮮の外交官が今月中旬に北京で極秘の接触を行ったことが明らかになった」と報じた。
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★ おそらく外務省アジア局筋からのリークだと思う。
これらの報道へのコメントは控えるが、3月くらいに日本から北朝鮮にお米が送られることになっても、怒らずにそっと見届けることを推奨したい。