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01/25 16:09 東南アジア4カ国で活動か アルカイダ関連組織 外信58
【シンガポール25日共同】東南アジア各地でウサマ・ビンラデ
ィン氏のテロ組織アルカイダと関連があるとされる地下組織「ジェ
マ・イスラミア」(イスラム共同体)の摘発が進み、組織の実態が
明らかになりつつある。
二十五日までの各地の新聞報道や当局の発表によると、反米思想
やイスラム国家樹立を掲げた同組織の黒幕は、インドネシアのイス
ラム急進派組織「インドネシア・ムジャヒディン(イスラム戦士)
評議会」議長のアブ・バカル・バシル氏(63)とされ、組織の活
動は少なくともシンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリ
ピンの四カ国に及んでいた。
バシル氏の補佐役のインドネシア人がシンガポールとマレーシア
のメンバーを指導。シンガポールの米施設への爆弾テロを目的に火
薬調達を指示したり、アフガニスタンやフィリピン・ミンダナオ島
などでのメンバーの軍事訓練を手配したりしていた。「マレーシア
・ムジャヒディン」(KMM)とジェマ・イスラミアのつながりも
指摘されている。
バシル氏はイスラム国家樹立を企てたとして一九七八年にインド
ネシアで有罪判決を受け、八○年代にマレーシアへ渡った。現地で
私設のイスラム教室を始め、聖戦の教えなどを広めたとされる。
二十四日にインドネシア当局の事情聴取を受けた同氏はアルカイ
ダとのつながりを否定。だが、シンガポール当局は、シンガポール
人容疑者が映した米施設などの偵察ビデオが、アフガニスタンのビ
ンラディン氏の補佐役の一人の自宅から発見されていることから、
ジェマ・イスラミアとアルカイダの関係は明白だとしている。
(了) 020125 1608
[2002-01-25-16:09]