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【イスラマバード小松健一】
米連邦捜査局(FBI)のモラー長官は24日、パキスタンを訪問し、ムシャラフ大統領と会談した。会談後の記者会見で長官はウサマ・ビンラディン氏について「彼の居場所や生死を知る者がいるのか、私は知らない」と語った。また「アルカイダ」のメンバーがイランに逃れた可能性に言及し、懸念を表明した。
モラー長官はテロ対策で各国と協力するため中東、南アジアを歴訪中。長官は大統領のほかパキスタンの治安当局者とも会い、FBIがパキスタンの入国管理体制強化を支援することで合意した。さらに、ビンラディン氏や「アルカイダ」の動向について意見交換した模様だ。