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イスラエルのシャロン首相は、アブラハム・ブルグ国会議長が予定しているパレスチナ自治政府の評議会訪問をめぐり、同国会議長と激しく衝突した。
これまでも、首相が率いる右派リクードと国会議長が属する中道左派労働党は、パレスチナ問題の取り扱いをめぐり意見を異にしてきたが、今回の衝突によって連立政権存続が危機にさらされる可能性もある。
同首相は、ヨルダン川西岸のラマラで行われる評議会に出席するとの国会議長の予定を知らされた後、記者団に対し、「(パレスチナと)協議はしないという連立政権としての明白な取り決めがあったはずだ」と述べた。
複数のリクード筋によると、首相は、国会議長の訪問を阻止する方法を検討するため、党幹部と協議している、という。
一方、ブルグ国会議長は、「平和を求め、イスラエル穏健派の要求を同自治政府の人々に届けることを望んでいるイスラエル人に発言権を与えるために、私の力でできることは何でもすると決心した」と述べた。