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(回答先: 南アジア地域協力連合首脳会議 カトマンズ宣言要旨 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 1 月 06 日 20:31:05)
【カトマンズ小松健一】
パキスタンのムシャラフ大統領は6日、南アジア地域協力連合(SAARC)首脳会議の閉幕後、記者団に対して「カトマンズ滞在中に、インドのバジパイ首相と非公式に何度か接触した」と語った。だが、大統領は「会談や交渉と呼べるものではなかった」と語り、接触があいさつ程度だったことを示唆したうえで、印パ両国の緊張緩和のため、将来の首脳会談の実現に期待感を表明した。
バジパイ首相も同日、記者団に「ムシャラフ大統領からあいさつを受けたが、具体的な話はしなかった」と語った。
複数の外交筋によると、5日の開会式後の非公式協議にバジパイ首相が欠席したため、ムシャラフ大統領は演説後、インド代表団の中にいた首相に近寄り、二言三言、言葉を交わした。6日の閉会式終了後も会議場から立ち去る際、大統領は首相に別れのあいさつをした。
ムシャラフ大統領は5日の開会式での握手に続き、インドに対する善意を示すことで、インドに歩み寄りを求める国際世論を引き出したい意向とみられる。
[毎日新聞1月6日] ( 2002-01-06-20:53 )