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[クアラルンプール 23日 ロイター] 国連平和維持活動(PKO)の一環としてソマリアに展開した多国籍軍を描いた映画「ブラックホーク・ダウン」が、マレーシアで批判を浴びている。
マレーシアのラザク国防相は作品について、多国籍軍に参加したマレーシア国軍の活躍が適切に描かれていない、と遺憾の意を表明。
米国のフタラ駐マレーシア大使も、なぜハリウッドはマレーシア兵士が米兵救出のために尽力したという事実を無視したのか分からない、と作品批判に同調した。
ソマリアの首都モガディシオでは1993年10月3日、反政府武装組織が米軍ヘリ2機を撃墜し、米兵18人とマレーシア兵1人が死亡。赤十字によると、国連と米国がソマリアに軍事介入した92年12月から95年3月までに発生した戦闘で、ソマリア側にも多数の死傷者が出た。
「ブラックホーク・ダウン」はリドリー・スコット監督作品。1月18―21日の全米興行収入では1位に輝き、英国でも好調な滑り出しをみせている。(ロイター)
[1月24日9時40分更新]