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01/23 17:08 サウジでの服装規則を変更 米軍、女性兵士の批判受 外信71
【ワシントン23日共同】米国防総省当局者は二十二日、サウジ
アラビアに駐留する米軍の女性兵士が米軍基地の外へ出る際、現地
のイスラム教の慣習に従って全身を隠す服装の着用を定めていた規
則を変更、着用を任意としたことを明らかにした。
AP通信によると、現地の駐留米軍を統括する中東軍司令部が「
着用は極めて望ましいが、本人の意思に任せる」との新たな方針を
打ち出した。この規則をめぐり、米空軍の女性パイロットが昨年十
二月、女性差別で憲法違反とし、国防総省を相手に変更を求める訴
えをワシントン連邦地裁に起こしていた。
中東軍スポークスマンは「変更は提訴の前から検討していた」と
指摘、訴えが規則を変えた直接の理由ではないとしている。
規則によると、女性兵士は基地から出る際は「アバヤ」と呼ばれ
る黒いマントで頭から足まで全身を隠さなければならず、車でも後
部座席に座るように決められている。こうした規則について一部上
院議員が国防総省に規則の変更を要求するなど、政治問題化してい
た。
女性パイロットの弁護士は「軍はアバヤ着用を依然望ましいとし
ている」と批判、訴えを取り下げるつもりはないとしている。
(了) 020123 1707
[2002-01-23-17:08]