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01/23 08:04 不当拘束で米に謝罪要求 テロ捜査でエジプト青年 外信03
【ニューヨーク22日共同】米中枢同時テロの当日にパイロット
用の交信無線機を所持していたとして起訴され、直後に釈放された
エジプト人青年が米連邦捜査局(FBI)などに謝罪を要求、民事
訴訟も辞さない構えだ。二十二日、弁護士が明らかにした。
テロ絡みの捜査で当局に謝罪を求めた初のケース。背景にはアラ
ブ系を中心に千人以上が「不当拘束」されたことへの強い不満があ
る。
ニューヨークの大学でコンピューター関連技術を学んでいたアブ
ドラ・ヒガジ氏(30)は、滞在先のホテルの部屋で見つかった無
線機を自分のものではないと「虚偽の供述」をした罪で今月十一日
、ニューヨーク連邦地検に起訴された。ところが無線機の所有者が
名乗り出たため、十六日に起訴取り下げ、釈放となった。
「あまりにずさんな捜査」との批判が出たが、同様のケースは相
当ありそうだ。ヒガジ氏は完全な「シロ」だったのに加え、父親が
米国滞在の元エジプト外交官だったことも立場を強くしたようだ。
拘束された人の多くは不法滞在など弱みがあり「当局の嫌がらせを
恐れて黙っているしかない」(人権擁護団体関係者)という。
(了) 020123 0804
[2002-01-23-08:04]