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01/22 16:02 英が軍創設の主導権狙う アフガン国防相を英に招待 外信48
【ロンドン22日共同】英国がアフガニスタン復興で重要な柱と
なる強力な政府軍の創設を全面支援し、主導権を確立しようとして
いる。二十二日付の英紙デーリー・テレグラフが報じた。
東京のアフガン復興支援国際会議で約束された巨額の支援資金を
有効に活用するためには、軍閥が割拠する状態を解消し、強い中央
政府の軍隊を創設することが急務となる。しかし、軍閥の解消は、
軍閥に影響力を持つロシアやイランを刺激することにもなりそうだ
。
同紙によると、国際治安支援部隊(ISAF)のマコール司令官
(英軍少将)は、政府軍はアフガン各派の「軍閥」の寄せ集めでは
なく、職業軍人を軸とする近代的な軍隊にすべきと主張。暫定政権
のファヒム国防相を二月に英国に招待し、英陸軍基地を視察しても
らう予定という。
同紙は、ファヒム国防相は北部同盟のタジク系部隊一万五千人を
率いているが、これでは地方に広がる他派の軍閥を統率できないと
指摘。同相は二十五万人規模の政府軍の建設が必要と主張している
が、英国側は少数精鋭で二万五千人―五万人で構成する政府軍創設
を勧めているという。
(了) 020122 1601
[2002-01-22-16:02]