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12・22の「撃沈不審船」からの漂流物として報じられた北朝鮮製高級タバコ「リョカタンベ」について抱いていた一つの疑問が解けたのでアップする。
『「不審船」のお菓子袋及び漂流回収物に対する『コリア・レポート』辺 真一編集長の発言』( http:www.asyura.com/sora/war8/msg/209.html )のなかで、回収したタバコについて次のような疑問を提起した。
● たばこ
『パーケージにハングルで「リョカタンベ」(フィルター付きのたばこの意味)や「デソンソンネたばこ工場」などと書かれていた。リョカンベは北朝鮮の特権階級しか吸えない高級品とされる。』
→そうですか、で、そのたばこは、中国などへの輸出や免税店での販売は行われていないのですか?その場合は、中国や日本の高級品たばこと同じような価格ゾーンで売られているのかな。まさか、そのたばこは、物価水準の違う中国人などにとって超お買い得ってことはないでしょうね。
これに関連する記事が、「週刊文春」1月24日号の「金正日が誕生日直前に核保有宣言する!」という特集の中にあるので部分転載する。
P.174
『<前略>>「あの『リョカタンベ』は、平壌などの外国人向けマーケットでドルやパックントン(外貨兌換紙幣)でしか買うことのできない高級品。一般の市民というよりも、高級幹部や命がけの任務に向かう兵士などが所持しているもの。普通のタバコではないんです」(北朝鮮ウォッチャー)
年明けから間もなく、回収された「リョカタンベ」と同じ物を、日本国内で入手し照合するために警察が駆け回った。
「警察に『リョカタンベ』はあるかと聞かれて、『ある』と答えると、『一箱六百円で売ってほしい』と言われました。なぜなのか、そのときはわかりませんでしたが、後でニュースを見て納得しました」(北朝鮮への渡航歴のあるビジネスマン)』
とある。
このような性格の高級タバコの回収をもって「不審船は北朝鮮のものである疑いが強い」と言えるだろうか。言えないと思うね。
日本人も持っているものなら、「不審船は未登録ながら日本人のものである疑いもある」と言える。
まさか、ビジネスマンから“仕入れた”「リョカタンベ」が、写真で公表されたタバコってことはないだろうけどね(爆笑)