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【ワシントン20日=西田令一】
パウエル米国務長官は二十日、米ABCテレビとの会見で、サウジアラビアに駐留する米軍について、サウジ側から撤退の検討を申し入れられたことはないとし、米軍が同国への駐留を長期的に継続する意向であることを明確にした。
パウエル長官は「われわれは湾岸戦争後から、サウジに米軍を置いており、(イラクの)サダム・フセイン(政権)に対する抑止力と同時に、それを超え米国のプレゼンスと影響力の象徴という有益な目的に資している」と、サウジ駐留米軍の意義を強調、その必要性についてサウジ側を説得できる限り駐留を継続するとの見解を示した。
米紙、ワシントン・ポストは最近、サウジ側が米軍撤退を求める可能性があると伝えていた。