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【ワシントン4日=春原剛】
米国防総省は哨戒機「P3C」の後継機に搭載する電子探知システムを日本と共同開発する方針を固めた。P3Cの後継機を巡っては日本が機体の自主開発を決める一方、米側は現行機の部分改良などを検討中。ただ、頭脳にあたる電子機器は日本周辺有事などに備え、相互運用性の維持が不可欠と判断した。ミサイル防衛構想もにらみ、電子兵器分野で日米間の協力強化を目指す。
複数の米国防総省筋によると、すでに米海軍は海上自衛隊と次期哨戒機「PX(日本側コードネーム)」を巡り、「防衛用航空電子工学(エビオニクス)技術の共同開発について、専門家レベルで協議に入った」(国防総省高官)という。今後、技術的な議論を煮詰めた上で政府間交渉の議題に発展させ、正式合意にこぎ着けたい意向とみられる。