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(回答先: 乱射でイスラエル人6人殺害、30人負傷 ファタハが犯行声明 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 1 月 18 日 18:47:48)
01/18 09:16 議長の指導力低下を露呈 過激派抑えきれず窮地に 外信31
【エルサレム18日共同】アラファト・パレスチナ自治政府議長
の停戦命令にもかかわらず、イスラエル国内で十七日深夜、テロが
再発したことで、同議長が過激派グループを抑えきれなくなってい
ることがあらためて露呈した。事件では、議長率いるパレスチナ解
放機構(PLO)主流派ファタハの武装グループ「アルアクサの殉
教者旅団」が犯行声明を出しており、自らの傘下の組織さえ統率で
きない議長の指導力の低下を印象づけた。
イスラエルが報復として強硬措置に出ることは確実で、欧米から
もテロ抑止を強く迫られていた議長は、さらに窮地に追い込まれた
。
同旅団は、ヨルダン川西岸トルカレムで十四日、幹部がイスラエ
ル軍の暗殺とみられる爆発で死亡した直後に、停戦破棄を表明。
これに対して、ファタハ幹部は停戦命令順守を言明しており、フ
ァタハ指導部や政治部門の意向に反して、武装グループでは議長の
方針に従わない動きが出ていることを裏付けた。
イスラム原理主義組織のイスラム聖戦も、イスラエルの攻撃に「
手を後ろで縛られているのは正当化できない」と停戦を放棄。武装
闘争停止を命じた議長の姿勢に過激派グループの間では不満が噴出
している。
パレスチナ解放人民戦線(PFLP)の軍事部門が、サアダトP
FLP議長逮捕に反発してパレスチナ治安当局高官の殺害を警告す
るなど、過激派が自治政府に公然と反旗を翻す動きが強まっており
、自治区での゛内戦″の懸念が現実のものとなりつつある。
(了) 020118 0916
[2002-01-18-09:16]