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米同時多発テロ事件の首謀者とされているウサマ・ビンラディン氏が1990年代半ば、対米テロ作戦を実行する目的で提携するため、イランの諜報員と接触していた。
タジキスタンや中東で活動していた米中央情報局(CIA)の元情報員、ロバート・ベア氏が、今週出版予定の著作「See No Evil」で明かしたもの。それによると、ビンラディン氏は96年7月、アフガニスタンでイランの諜報員に接触していた。
タジキスタンのイスラム指導者アブダラ・ヌーリ氏が接触を仲介し、少なくとも1回、会合が開かれたという。
この著作は、機密保持のため、規定通りCIAの検閲機関の審査を受けており、作品中、一部の単語や文章が黒く塗りつぶされている。CIAは同作品についてコメントしていない。
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