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1・13午前にNHK衛星1で放送された「CNNニュース」とドイツ「ARDニュース」が、昨日、アフガニスタンからキューバの米軍グァンタモナ基地に到着した“ムスリム捕虜”の状況を報じた。
[CNNニュース]
● ブッシュ政権は、捕虜を国際法に従って扱う。人道的に扱うが快適ではない。
● 捕虜は、1.8×2.4mの独房で、ホームラバーのベッドで寝る。
[ARDニュース]
● 米軍は、ジャーナリストに対し、300m以内での取材と捕虜の直接撮影することを禁止した
● 捕虜は、金網フェンス製の檻に収容されコンクリート床・ラバーベッド・食事3回
● この収容施設は、仮のもので、新しく施設ができたらそれに収容する。
● 基地の周囲には地雷が埋められ、海にはサメがいるので、捕虜の脱出は不可能だろう
● 捕虜は、捕虜ではなく既決囚という扱いで、今後、軍事法廷を含むアメリカの裁判にかけられ死刑もありえる
● キューバ政府は、医薬・衛生面での支援協力を米軍に申し入れた
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★ ドイツ「ARDニュース」は、捕虜収容施設を望遠で撮影した映像を流した。収容される“檻”は、動物園にある鳥小屋の長屋をイメージすれば、そのままのものである。
もちろん、屋外ですよ。
キューバは暖かいところですから、屋外でも寒いとかいうことはないでしょう。
でも、みなさん、自分がそこに収監されて1日でも過ごすことを考えてみて下さい。
1,500名に増強される米軍兵士から観察される「鳥小屋」で過ごす日々を...。
米軍は記者達に鳥小屋に収監するのが仮収容所ができるまでと説明をしているようですが、カンダハル空港基地の「屋内型捕虜収容施設」(500人以上の収容能力)を10日間ほどで造った実績からいって、わざと「屋外型鳥小屋施設」(今回来た捕虜は20人)にしたと断じざるを得ません。
「CNNニュース」は、「人道的に扱うが快適ではない」とコメントしていましたが、さすがにドイツの放送局とは違い、その施設を映像で流すことはできなかったようですね。
ブッシュ政権のことをあんまり“悪魔崇拝者”というのも誤解を招くので、「ブッシュ政権は、“遺体の指切り落とし”・“強制的な髭剃り落とし”・“鳥小屋への収監”とムスリムをとことん侮辱することで、世界のイスラム教徒を挑発している好戦集団」としておきます。
このような非道な仕打ちに、イラクでもイランでもサウジでも、どこかイスラム諸国が“反米”的な動きに出れば、それを先途と軍事攻撃に踏み切るという魂胆なんでしょう。
そして、イスラム教基盤国家のどこも“反米”的な動きをしなければ、「イスラム教徒は、あんな侮辱を受けても立ち上がらない腑抜けばかりだ」とせせら笑うことでしょう。
やっぱり、悪魔崇拝者でした(笑)