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アーミテージ米国務副長官は11日、昨年12月の不審船銃撃・沈没事件について「不審船は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の船だと思う」と述べた上で、「日本政府の断固とした対応」を高く評価する考えを示した。
米政府高官が、不審船事件で米国の立場を示したのは初めて。共同通信など日本の一部報道機関との会見で語った。
副長官は不審船事件について、「いわゆるスパイ船事件は初めてではない」と指摘。今回の対応について「日本政府は国民の利益を守るという信頼感を与えた。極めてうれしく思った」と述べた。また、スパイ船取り締まりで、日本側から支援要請があれば「必ず応じる」と述べ日米協力を一段と強化する用意を表明した。
また、21日から東京で開かれるアフガニスタン復興支援会議では、今後5−6年で80億−100億ドルが必要との見積もりを示し、会議では米国として「かなりの支援額を発表する」と述べた。
副長官はまた、米中枢同時テロを受け、日本がテロ対策特別措置法を「異例の速さ」で成立させ、自衛艦をインド洋に派遣したと指摘。米側が求めたイージス艦が派遣されれば「興味深く、歓迎すべき展開となっただろう」としながらも、全体として日本の対応を高く評価した。