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アルカイダ兵ら20人、キューバ着 「捕虜」とみなさず
米軍は11日、対アフガニスタン作戦で拘束したタリバーンとテロ組織アルカイダの構成メンバーのうち、20人をC17輸送機でキューバのグアンタナモ米海軍基地に移送した。今後の尋問強化のための移送作戦の第1陣。米国防総省は、拘束した元兵士らは国際協定が定める「捕虜」とはみなさない方針を示した。
同省によると、アフガン南部のカンダハル近郊を10日に出発した輸送機は、米東部時間11日午後2時(日本時間12日午前4時)前、グアンタナモ基地に到着した。アフガンでの拘束は同日までに、移送された20人を含め計445人にのぼっており、米軍はその大半を順次、同基地に移す。
ラムズフェルド国防長官は記者会見で、拘束した元兵士らについて「捕虜ではなく、不法戦闘員だ」と述べ、戦時捕虜の待遇を定めたジュネーブ条約は適用されないとの見解を表明。ただし「ほぼ条約に適当に沿った形で取り扱う」と語った。
20人は全員手錠をつけられ、一人は移送中に鎮静剤を打たれたという。マイヤーズ統合参謀本部議長は「彼らは機内で油圧管をかじってでも墜落させようとしかねない危険な連中だ」と述べ、厳重な身柄扱いが必要だと強調。グアンタナモ基地内と周辺は、米軍ヘリなどが飛び交う厳戒態勢をとった。
(11:06)
http://www.asahi.com/international/update/0112/005.html