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(回答先: 米大統領、イランに「アル・カーイダをかくまうな」〔読売新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 1 月 11 日 12:30:39)
http://www.asyura.com/sora/war8/msg/212.html「各国ユダヤ人百万人強制移住イスラエル極右狂信計画「新」“アリ・ババ作戦”」 で木村愛二が書いている事は、注意する必要があるだろうね。イスラエルが野望を捨てたことは無いという事をね。そのイスラエルにとって、現在の最大の脅威はイランだから、アメリカとイスラエルが共同でイラン叩きを画策しても不思議では無いね。
そこで問題になっているのが、イスラエルが紅海で拿捕したと発表した貨物船事件だろうね。50トンもの武器を運搬していたとか、パレスチナ自治政府に雇われていたとか、イスラエル内の牢獄から「船長」が西側メディアに「告白」しているというからね。この告白が信用できるとは思えないがね。
ブッシュがイランに圧力をかけはじめたのは、アフガンゲリラがイランを聖域にしてアフガンでのゲリラ戦を継続使用としているからだね。それは、アフガンを空爆してタリバンを追放したために起きている事態であって、イランの責任とは言えないのだがね。しかし、アメリカは、先月のライス発言以来、イランを名指しで攻撃し始めたようだね。そうせざるを得ない事情が出来てきたという事でもあるがね。「ドミノ理論」が証明されたということでね。証明されるような情況を作り出したのは、アメリカの「テロ撲滅戦争」戦略だから、イランを責めるのは八つ当たりだろうがね。
そして、イラン非難の口実の一つに、武器密輸船事件があるのだね。どうも、イスラエルとアメリカ国務省はこの「密輸船」はイランの船で、レバノンのヒズボラに武器を供給しようとしていたと「テロ計画」を臭わせ始めているのだね。この辺りから、アメリカとイスラエルが共同で「イスラム攻撃」に入ったことがうかがえるだろうね。
日本が起こした「不審船」事件も同じだろうが、「密輸船」や「不審船」は現実にはうようよ存在しているからね。何しろ、地球の7割は海なのだから不審な船は本来いくらでもいるのだね。「海」を知っている民族ならば、それはある意味常識だがね。
しかし、海を知らない日本人やアメリカ人にとって、密輸船は「テロ計画」に直結している存在なのだね。イスラエルがそれを利用して、「イラン、ヒズボラ、パレスチナ」の名前を垂れ流しつつ、イスラム攻撃の口実作りをしたとしても不思議は無いのだね。大衆は、騙されやすい連中だからね。
しかし、イランは大国であり、アフガンと同じく天然の要害でもある国だね。そして、アフガンと同じく、アメリカ情報機関には苦手な国でもある。ところがアメリカやイスラエルやイギリスは、アフガンゲリラと密輸船を口実にしてそのイランを攻撃するかのような姿勢を見せているのだね。それは、挑発以外の何者でもないだろうね。成功するとは思えない挑発だがね。
紅海密輸船事件も、どうもイスラエルの狂言という印象がぬぐえないがね。この事件も、情報を提供したのがアメリカ情報機関だったりしてね。日本のスパイ船撃沈事件と同じでね。アメリカは、本当はイラクよりイランを恐れているがね。そのイランを、アメリカとイスラエルが「アフガンゲリラ」と「武器密輸船」を口実にして攻撃することができるか否か。無駄なあがきみたいだが、これもナリチュウの動きだろうね。