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(回答先: イスラエル:パレスチナ・アラファト議長との断絶を決定〔毎日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 12 月 13 日 11:47:27)
イスラエルのシャロン政権が、アラファトとの関係を断絶し、勝手に軍を使って「テロリスト」狩りをすると宣言
●上記表題どおりのニュース速報が入ってきました。
(CNNニュースの速報「BREAKING NEWS」サービスは加入しておくと
日本のマスコミ報道より早くニュースの一報を入手できるので
おすすめです。)
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BREAKING NEWS from CNN.com
-- Israeli Cabinet cuts off contact with Arafat; to deploy military to arrest "terrorists."
Watch CNN or log on to http://CNN.com /AOL Keyword: CNN for the latest news.
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Dec. 13 - Israel severed ties with Palestinian leader Yasser Arafat and said it would launch sweeping military operations in cities in the West Bank and Gaza Strip, a senior source in Prime Minister Ariel Sharon's office said on Thursday. The decision to sever ties was reached in a Security Cabinet meeting after a day of suicide bombings in Gaza and a bus ambush in the West Bank took at least 10 Israeli lives.
Full Story: http://www.msnbc.com/news/468764.asp?0na=x2101430r
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●さて、シャロン政権がパレスチナ“ゲットー”で連日行なってるのは
「水晶の夜」ならぬ「朝から晩まで水晶バリバリ」ですし、今回の
ように、あらかじめパレスチナ“ゲットー”内の自主警察を爆撃
破壊して“警察機能”を奪い去ったあとで、パレスチナ暫定政権
アラファト体制と一方的に関係を断ち切り、みずから軍を入れて
「テロリスト」狩りを行なうという手口は、日本政府の国際連盟
脱退劇や、ナチスを連想させますね。まさに“狂気の沙汰”ですが、
これほどなりふりかまわずアパルトヘイト虐待をエスカレートさせ
ているのは、まさに現行イスラエル国家の存在そのものが抱えて
きた非合法性と、不当占領政策が行き詰まった焦りの表現なの
でしょうな。
●80年代に出版されたグレース・ハルセル女史の名著『核戦争を
待望する人々』(越智道雄氏訳、新潮社)は、レーガン共和党
政権を支えた米国のキリスト教保守勢力が、イスラエルを戦場に
した「ハルマゲドン」の実現を本気で待ち望んでいる実態をルポ
した戦慄すべき書物でしたが、そうした勢力の残滓がいまだに
「メギドの丘の最終戦争を待望」しているなら、イスラエルの暴走
は恐るべき結果を招きかねないと心配してしまいます。
●ところで、いまや世界一の“憎悪犯罪者”となったシャロン首相の
言動ばかり、マスコミは報じていますが、理不尽な攻撃を仕掛け
られているアラファト議長については、その肉声がなかなか伝わ
ってきません。結局、アメリカやその“属州”三昧を愉しむジャパン
の――「ジャパン」なる呼称は支那方面から伝わってきた外来語
だからこれを日本が対外的呼称にしている根性が理解できない
んですけどね――マスコミは、小賢しい屁理屈を垂れてもファシスト
が大好きなんですな。 理不尽に抑圧される側のことなんぞ、本当
はどうでもいいんでしょうな。
●そういう時流が腹立たしいので、不十分ではありますが、アラファト
議長の発言を紹介しておきます。 これはクウェートの新聞に載った
ものです。中東有数の“近代主義”国家であるイラクとは、天敵である
クウェートも、今回の米国の“回教系反米勢力撲滅十字軍”に対しては
批判的です。十年前のペルシャ湾岸戦争で、サダム・フセインは米国
“大ブッシュ”政権の軍事介入を「石油利権 + シオニスト防衛」だと
絵解きしてパレスチナ問題との“連結”(リンケージ)を図りました。
その甲斐があって、湾岸戦争後にヴァルセロナ会談が実現したわけ
だけれども……。 そういう観点からクウェートあたりではパレスチナ
問題の扱いは微妙なところだはないかと思うんですが、さすがに今回
のイスラエル版“アパルトヘイト”には厳しい態度のようですね。
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Thursday 13 December 2001
Sharon aims to harm me says Arafat
http://www.gulf-daily-news.com/Articles.asp?Article=11488&Sn=WORL
KUWAIT CITY
Palestinian President Yasser Arafat told a Kuwait daily that Israeli Prime Minister Ariel Sharon has made no secret of his desire to harm him personally.
"He intends to do this and has been making this public since 1982. Now he and his leadership are repeating this," Arafat was quoted as saying yesterday in Al Rai Al Amm.
"There is a conspiracy against the Palestinian people," Arafat said.
The interview came as Arab League chief Amr Moussa warned Israel that any attempt to kill Arafat would lead to grave consequences.
Debate is raging over who might replace him Arafat if he were ousted.
Senior PLO official Mahmood Abbas, 65, Jibril Rajoub, the 48-year-old head of Preventive Security in the West Bank, Mohammed Dahlan, 41, chief of the Preventive Security Service in the Gaza Strip, senior Fatah leader Marwan Barghouthi, 42, and Palestinian Legis-lative Council speaker Ahmed Korei, 63, are some key leaders who are being described as possible successors.
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