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原文
http://www.pakobserver.com/december/25/front/fnews07.shtml
『オサマは自然死を遂げた』タリク・サイード
ペシャワール--米国の指名手配リストのトップを飾り、恐怖の的となっていたオサマ・ビンラディン氏は、12月中旬に、いまや誰もが知るトラボラ山近辺にて安らかな自然死を遂げていた、とアルカイダ指導者の葬儀に列席したタリバン幹部は本紙に漏らす。
情報提供者はさらに、オサマを炙り出そうと米英軍が展開している大規模な捜索作戦について言及し、こう付け加えた。
「連合軍部隊は狂ったように捜索作戦を展開しているが、彼らが後生大事に掲げる生死を問わないオサマ捕獲の夢が叶う事はないだろう」
この情報提供者によると、故オサマ・ビンラディン氏は深刻な肺疾患の合併症に悩まされており、適切な治療が受けられなかったために病に屈したということだった。同情報提供者は、オサマ・ビンラディン氏の遺体はその威厳ある面持ちのまま墓に入れられ、ワハビの教えに忠実に従って埋葬された。
オサマ・ビンラディン氏に最も信頼されていた個人的なボディガードを含む、およそ30名のアルカイダ幹部、家族、そして“タリバンの友人”が葬儀に出席した。“偉大な指導者”への最後の捧げ物として弾丸の一斉射撃も行われたという。埋葬前のビンラディン氏の顔を見たと言う情報提供者のタリバン幹部は、ビンラディン氏の死に顔について「異常なほど青ざめていたが、穏やかで、安らかで、自信に満ちていた」と語った。
死ぬ前のビンラディン氏に後悔の念があったかと聞くと、同幹部は激しく「とんでもない」と言い放ち、それどころかオサマは、”異端者”たちによるイスラムに対する覇権主義的な野心と謀略に対し、ムスリムの意識をあらたに喚起させる使命を果たしたことに誇りに覚えていた、と語った。同幹部によると、オサマはアフガニスタンにおける数百名の犠牲は、命を投げ出して抵抗の流れを作り出すことに励んだことで全能のアラーによって称えられるため、問題ではないとしたそうだ。
何処に彼の遺体が埋葬されているのかという本紙の質問に対し、同幹部は「おそらくその場所は、トラボラ内の他の場所と同様にこの世から消え去るだろう」と答えた。