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【クエッタ(パキスタン西部)12日共同】
アフガニスタン南部のカンダハル州で、反タリバン武装勢力によるアラブ人義勇兵狩りが激しさを増している。複数の消息筋によると、タリバンが七日に同州各地で支配権をパシュトゥン人有力者に移譲してから十一日までに、少なくとも四百人が殺害されたもようだ。
殺害された義勇兵のほとんどはアラブ人で、パキスタン人も含まれている。カンダハル市民の一人は空港付近でアラブ人兵士二十一人の死体の埋葬を手伝わされたと証言した。いずれもグルアガ・カンダハル州知事の武装勢力に逮捕された後、処刑されたという。
また、カンダハルの消息筋は十一日、約七十人の負傷兵が病院内でグルアガ派によって頚(けい)動脈を切られ、殺されたことを明らかにした。
隣接のヘルマンド州の州都ラシュカルガーでは、同日、アブドル・レーマン司令官とライス・サドゥラ・ハーン氏の武装勢力二派による同州の支配権争いが戦闘に発展、双方に死傷者が出た。
(了) 12/12