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12/24 21:11 氏族の政権参加などで合意 ソマリア、実効性は不透 外信55
【ヨハネスブルク24日共同】ケニアからの報道によると、有力
氏族を中心とする武装勢力が割拠するソマリアの混乱に終止符を打
つため、ケニアで協議していたソマリア暫定政府と氏族の代表らは
二十四日、氏族らの政権参加や武装解除などに合意し、協定書に調
印した。
暫定政府を認めていない有力氏族のアイディード派やラハンウェ
イン抵抗軍(RRA)などの指導者は協議に出席しておらず、協定
書の実効性は不透明だ。協定書に調印した各派は「和平プロセスに
加わっていない政治勢力の参加を促す」との声明を発表した。
協定書は(1)各氏族が公平な形で参加する政府を一カ月以内に
設立する(2)今後、設立する予定の武装解除委員会に武装勢力が
武器を引き渡す―など、十二項目の合意を盛り込んでいる。
(了) 011224 2110
[2001-12-24-21:11]