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12月25日11:45AMから放送されたテレビ朝日の「ANNニュース」は、今回の不審船沈没事件に関して、「乗組員15人が一瞬として消えたのは、船内の捜索や身柄の拘束を恐れて自爆したのではない」(趣旨)と扇国土交通相が発言したと報じた。
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今回の事件を関心を持って見守ってきた人であれば、海保が、「不審船が沈没してから、乗組員15人が固まって海に漂い、一部は海保が投入した浮き輪につかまっていた。その後徐々にばらけていき、0:00分頃見失った。」と発表したことをご記憶であろう。
あの不審船の乗組員と見られている15人が1時間半以上も海を漂っていたからこそ、海上保安庁の救助活動のあり方が問題視されているのである。
海上保安庁も扇国土交通相が所管している国家組織である。
扇国土交通相が、「乗組員は一瞬にして消えた」と発言しているのは、これまでの情報公開内容を完全に忘れ去っているか、なんらかの意図に基づきそれを否定しようとしているのかのいずれかであろう。
前者であれば大臣として失格の無能であり、後者であれば事実であれば事実をねじ曲げウソを真実であるかのように主張する“詐欺犯”だと考える。
きちんとした情報公開と不審船の実体がなんなのかを最大限追求していくのが国土交通大臣の役割である。