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<湾岸戦争>派遣軍人はALS発症率が2倍 米退役軍人局 毎日新聞・全文
2001年 12月 11日 10時 33分
ワシントン斗ケ沢秀俊
米退役軍人局は10日、湾岸戦争に従事した米軍人は、一般の軍人に比べて筋萎縮性側索硬化症(ALS)の発症率が約2倍高いとの調査結果を 表した。湾岸戦争に従事した軍人の間では、頭痛などの慢性疾患を訴える「湾岸戦争症候群」が問題化しているが、同局は「特定の病気との関連が明らかになったのは初めて」としている。
同局は90年から91年にかけて中東に派遣された軍人約70万人と、ほかの米軍人約180万人のALS発症者数を調べた。湾岸戦争従事者の発症者は40人で、発症率はほ かの軍人より約2倍高かった。発症率が高い原因は不明だという。
ALSは筋力低下と筋萎縮が進行する病気で、米大リーグの名選手ルー・ゲーリッグ
が
この病気になったことから、ルー・ゲーリッグ病とも呼ばれている。