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http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/revenge/news/20011223-553.html
カンダハルでウラン押収 汚い爆弾計画とタス報道
【モスクワ22日共同】タス通信によると、アフガニスタン南部のカンダハル州の地元治安部隊を指揮するハラライ司令官は二十二日、カンダハル近郊にあるタリバンの地下倉庫で放射性物質ウラン238やシアンなどの猛毒物質を発見し、米軍に引き渡したことを明らかにした。
司令官はタリバンがウラン238を通常爆弾に詰めて爆発させ、広範な地域を汚染する通称「汚い爆弾」の製造を計画していたとの見方を示した。
押収されたウラン238は気密性の容器に入っていた。タスはウランの量には触れていない。報道が事実なら、ウサマ・ビンラディン氏による「汚い爆弾」開発説が裏付けられたことになる。
ラムズフェルド米国防長官は十六日アフガニスタンを訪問した際に、アフガニスタン南部のアルカイダの基地から見つかった物質について、化学・生物兵器、放射性物質と関係があるかどうか調べていると述べていた。
米情報当局は、米中枢同時テロの首謀者とされるビンラディン氏とテロ組織アルカイダが「汚い爆弾」に触手を伸ばしているとの見方を強めていた。
ウラン238では原爆など核反応を伴う核爆弾は作れない。
(了) 12/22
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ウラン238とは、劣化ウランそのものです。劣化ウラン弾を撃てば、ウラン
238が飛び散るのです。それが「汚い爆弾」と同じものだと言うことは、米英軍は
湾岸戦争で、ボスニア紛争で、コソボ紛争で、「きたないばくだん」をまき散らして
きたと言うことです。
これまでアルカイーダの「物証」は、どーでもいいよーなものや、真偽不明のもの、
はてまた「長崎原爆の図面」といった、今では軍事機密でも何でもない類のものさえ
おどろおどろしく「発見した」として、米国はいち早く発表していたのですが、この
記事を見ていただければ分かるとおり、モスクワ発の共同通信なのです。なぜワシン
トン発ではないのでしょうか。
記事の通りならば、劣化ウランは米軍に渡ったはず。しかし米国はそれを隠してい
ます。なぜ隠さなければならないか。シアン化合物だけだったら隠しはしなかったで
しょう。しかし劣化ウランも一緒に見つかったことで、隠さざるを得なくなったとみ
ます。
劣化ウランをタリバンが何に使うつもりだったか分かりません。本当に「汚い爆
弾」に使うとは考えられません。なぜならば、劣化ウランをそのまま詰めて爆発させ
ても「ホットパーティクル」にはならず、ほとんど人体に影響など与えないし、強い
ガンマ線も出しませんからおそらく誰も気付きもしないでしょう。そんなものが兵器
になるはずがありません。劣化ウラン弾にでもしたかったのか、湾岸戦争での「威
力」を知っているでしょうから、劣化ウラン弾にしようと考えたとしても不思議では
ありません。もっとも、劣化ウラン弾に使用としたことを米国が非難できるわけがあ
りません。自ら大量に使ったのは米軍なんですから。
そうなれば、劣化ウランを見つけても非難をすることができない米国は、その利用
法も説明できないために、隠しておくしか無かったのです。
いずれにしろ劣化ウランは「汚い爆弾」の材料と確定しました。それを大量に使っ
てきた米軍も「汚い爆弾」を大量使用した張本人であるということも「確定」しまし
た。少なくてもタス通信と共同通信では。
(☆念のため ↑全部MLからのコピペ)