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12/23 14:44 一部を軍の経済開発区に ロ軍撤退後のカムラン湾 外信27
【ハノイ23日共同】ハノイの外交筋が二十三日までに、ベトナ
ム国防省当局者から得た情報として語ったところによると、ベトナ
ム南部のカムラン湾海軍基地は、来年一月からのロシア軍撤退後、
ベトナム海軍第四沿海区の管理下に置かれ、将来は軍が一部用地を
経済開発区として運営することになった。
同筋はロシア軍撤退について「東洋唯一の海外軍事拠点から撤退
するロシアの面目を考慮し、ベトナム側は対外的な声明発表も儀式
も行わず、静かな撤退となろう」と述べた。駐留ロシア軍の兵力は
約二百人で、東西冷戦時代に伝えられた駐留ソ連軍約七百人の規模
から大幅に減っており、撤退は短期間で完了するとみられる。
ベトナムのファン・バン・カイ首相は同基地を経済目的へ転用す
る意向を表明している。経済開発区には外国人を含む投資家も誘致
することになるという。
カムラン湾基地は、ベトナムの米国との緊張が解けず、中国との
関係も最悪だった一九七九年に、ソ連との間で結ばれた二十五年間
の使用協定に基づき、ベトナムがロシアに無償供与していた。
ベトナム側は今年六月、期限切れの二○○四年に供与停止の意向
を表明。ロシアは十月「基地の維持費は新装備の原子力潜水艦一隻
に相当する」(クワシニン第一国防次官)として、来年一月に撤退
開始の方針を発表した。
(了) 011223 1444
[2001-12-23-14:44]