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(回答先: パイプライン敷設で協力 米国とカザフが宣言に署名 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 22 日 19:07:12)
カザフスタンのステップに眠る世界最大規模の油田は、アフガニスタン戦争の本当の理由だと言われてきたね。そのパイプライン建設の合意が世界に向けて発表されたことになる。カザフ政府の方でも、油田開発を早く進めたがっていたらしいね。その為にアフガンで民衆が殺されても、「黒いダイヤ」の方が価値があるということだね。
日本もカザフ原油を狙っていたはずだが、外務省出向者も殺害されているから事実上排除されてしまったね。日本人を狙った「テロ」の背後にいたのが、今回カザフと提携を発表したアメリカ政府だというようなことにならないと良いがね。
しかしアフガニスタンのタリバン軍が抵抗を続けている限りは、問題のパイプラインは敷設できなくなる恐れがあるだろうね。そのためにも、ダブヤ政権はタリバン軍掃討を早く進めようとするだろうがね。今度新しい爆弾も「どろなわ」で開発したらしいし、アメリカ軍のタリバン攻撃は激しさを増しそうだね。はたしてそれでアフガン戦争が解決するかどうかは疑問だろうがね。
ここにきて、アメリカのライス補佐官がイランは「テロリスト支援」をしていると重大な発言をしてイランを非難しているね。これは、アメリカとイランとの因縁の紛争にも火をつける形になっている。こうやってライスおばさんが指で指すところが、アメリカ軍の次の標的かもしれないね。イランとの因縁の対決は、アメリカ軍にとって避けて通れないからね。
イランを攻撃することは、タリバン軍を支援する可能性のある周辺国を攻撃することでもある。これは、ドミノ理論の実証になるだろうがね。ライスおばさんは、それでも良いと思っているのだろうかね。どうもその危険性を認識していないみたいね。
イラン攻撃は、アフガン攻撃ともイラク攻撃とも訳が違うしね。イランは人口が多く、その国土も険しい山岳地帯を擁する国だ。そこにホメイニ革命の直後にアメリカが侵略できなかった理由があるはずだね。今破竹の勢いで中東を席巻しようとしているアメリカ政府の希望的思考は、カスピ海を目指してスターリングラードを攻撃したナチスドイツと同じ思考方法みたいだがね。
イランを標的にするライス発言も、良くマークしておかないといけないみたいね。