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(回答先: アフガニスタンジハードニュース(12/22) 投稿者 ドメル将軍 日時 2001 年 12 月 22 日 14:50:53)
12/22 14:38 雲散霧消のタリバン 水面下で再結集の動きも 外信48
【イスラマバード22日共同】二十二日のアフガニスタン暫定政
権発足で、一九九六年九月にカブールを制圧してから五年余り続い
たタリバンによるイスラム原理主義統治は、名実ともに歴史の一ペ
ージになった。
今月七日に「生誕の地」カンダハルを明け渡して以降、タリバン
は政治勢力としても軍事組織としても雲散霧消。米軍の追跡を逃れ
て姿を消した最高指導者オマル師に、もはや組織を立て直すだけの
力はない。
しかし、アフガン南部やパキスタン西部のパシュトゥン人の間で
は「真のイスラム指導者」として同師を今でも支持する声が強く、
水面下では組織再結集を図る動きも始まっている。
タリバン指導部のうち、現在もオマル師と行動を共にしているの
は、スポークスマンを務めたアガ氏ら、ごく限られた側近だけとみ
られ、大半はたもとを分かったといわれる。
パキスタンに在住するイスラムの精神的指導者ムジャダディ氏は
今月九日、タリバンに吸収されたイスラム組織「神の奉仕者」の再
建を発表。タリバンの元教育次官、最高裁副長官らが参加したこと
を明らかにした。
タリバン穏健派に属するこうしたメンバーは、暫定政権発足から
六カ月以内に開かれる緊急ロヤ・ジルガ(国民大会議)での゛復権
″を目指しているとされる。北部同盟のカブール制圧で投降したハ
クサル元内務次官は「ロヤ・ジルガで国の復興に協力したい」と述
べており、暫定政権を引き継ぐ移行政権への穏健派参加に意欲を示
している。
一方、カンダハルに近いパキスタンのクエッタなどでは、タリバ
ンへのイスラム教徒からの寄付がいまだに続いている。タリバンの
元外交官ルーヒ氏は最近、政治組織「アフガニスタン青年ムスリム
協会」を設立、住民の支持を背景に残った幹部を結集、タリバン再
建を目指している。
(了) 011222 1437
[2001-12-22-14:38]