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協力見返りに自制訴え 米政府、インドに

投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 21 日 19:12:52:

(回答先: 「パキスタンが武器供与」 インド国会襲撃で証言 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 21 日 19:06:29)

12/21 16:09 協力見返りに自制訴え 米政府、インドに  外信85

 【ワシントン21日共同】パウエル米国務長官は二十日、インド
国会議事堂襲撃でインドとパキスタンの緊張が高まっていることに
ついて「(核保有の)力がある国は思慮深く慎重に行動すべきだ」
と述べ、インドに事態をエスカレートさせないよう求めた。米大手
メディア、ナイト・リッダーとの会見で語った。        
 長官は一方、インドには犯人を追跡する権利があり「米国も可能
な限り協力する」と述べ、テロ取り締まりで米国が協力する代わり
に、インドが自制的な対応をとるよう訴えた。また、仮にテロへの
パキスタンの関与が明らかになった場合は「証拠を示すべきだ」と
述べた。                          
 ブッシュ米大統領は二十日、パキスタンの二団体をテロリストと
関連があるとして米国での活動を禁止、資産凍結措置をとるなど、
インド側が求めているパキスタンのテロ組織取り締まり強化への協
力姿勢を明確にした。                    
 米国は(1)核を保有する印パ両国の軍事衝突は南アジアに深刻
な危機をもたらす(2)インドとの緊張激化は、米国の対アフガニ
スタン軍事作戦遂行に欠かせないパキスタンの政情を不安定化させ
、反テロ国際包囲網の一角を崩壊させる恐れがある―との理由から
、印パ両国の調停に全力を挙げる構えだ。           
 このため、国務省でテロ対策を担当するテーラー調整官を来年一
月初旬、両国に派遣し、緊張緩和を働き掛けていく方針。    
(了)  011221 1608              
[2001-12-21-16:09]




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