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柳井俊二・前駐米大使(64)は20日、福岡市のホテルであった「毎日・世論フォーラム」(毎日新聞社主催)で講演。米同時多発テロ事件後、対米協力を巡って物議をかもした「ショー・ザ・フラッグ」発言について「この言葉が使われたことはない」と語った。
柳井氏はテロから4日後、アーミテージ国務副長官との意見交換で「日本の顔が見える協力が望ましい」との意見で一致したと明らかにした。
講演の冒頭「伏魔殿(外務省)のドンまで出世した」と異例の自己紹介をした柳井氏は「副長官がショー・ザ・フラッグ(日の丸を見せてほしい)と発言した」との報道に触れ「私の記憶では、この言葉がそのまま使われたことはなかった」と否定した。本来の意味は「旗幟(きし)鮮明」なのに、発言の解釈で物議をかもしたり批判記事が出たことに「実際なかった表現で批判され、これこそ“はた迷惑”」と沸かせた。
柳井氏は一連の外務省不祥事で「責任を痛感し」駐米大使を退任した。 【松藤幸之輔】
[毎日新聞12月21日] ( 2001-12-21-00:54 )