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本日午前NHK衛星1で放送された「ABCニュース」によれば、米国人タリバン兵士ジョン・ウォーカー(アブドル・ハミド)氏は、カンダハル南方にある海兵隊基地内のコンテナに収監されているが、虐待の訴えはないと報じた。
これは、ABCの精一杯の抵抗なのだろうか?
米軍は、敵対者だとは言え、自国人にこんなヒドイ扱いをしてるんだぞって..。
しかし、ハミド氏は誰に虐待を訴えるんだろ、弁護士は当然ついてないしね。
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同じ番組のなかで、カブールのパシュトゥン人が、北部同盟兵士に威嚇射撃されて追っかけられ、「女性差別をしたタリバンだろ」とののしられながら、腹にケリを入れられたり、顔や体を殴られている状況をけっこう長い時間映像で流していた。
ターバンは巻いていないが服装が典型的なタリバンだと説明していたが、まあそれは悲惨な情況でした。
そのパシュトゥン人は、「神に誓って、タリバンなんかじゃない」と抗弁したが、北部同盟兵士は、「2日間くらいここにいればしゃべるさ」と言いながら、コンテナ(トイレも電気も布団もないそうだ)に閉じ込めた。
おいおい、タリバンが今頃カブールにのこのこ残っているかってよ。
こんなことがアフガニスタンの都市部では数え切れないくらい行われているんでしょうね。
北部同盟兵士の、「女性差別をした...」と言いながら殴る蹴るって、誰かの言動に似ていると言えば似てますよね、そっくり。狂気は瞬く間に伝染する。
カメラを回しているヤツもなんとかせんか。後で解放交渉をしたなんてことは...。
あのパシュトゥン人が生き延びて、報復できる日が来ることを祈っている。
この映像を見た視聴者は、ほぼあのパシュトゥン人に同情し、北部同盟兵士にゾッとしただろうね。
「ABCニュース」はなかなか面白いよ。