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12/20 14:57 外国勢力の回し者と批判 オマル師をタリバン元大使 外信78
【イスラマバード20日共同】二十日のアフガン・イスラム通信
によると、タリバンのハキム元駐パキスタン大使は同通信とのイン
タビューで、ウサマ・ビンラディン氏の問題を解決する多くの機会
を最高指導者のオマル師がことごとく無視したと批判し、同師を「
外国勢力の回し者に成り下がっていた」と批判した。
元大使自身がビンラディン氏の問題を解決するようオマル師に数
回進言したが、聞き入れられなかったと強調。「イスラム法学者の
アドバイスすら受け入れず、人々を権力から排除し、自分一人で決
断を下していた」と述べ、同師が゛裸の王様″状態になったことが
、タリバン崩壊の要因と指摘した。
元大使によると、タリバンの多くのメンバーは既にオマル師とた
もとを分かち、タリバン発足以前から存在していたイスラム組織「
神の奉仕者」に戻っているという。
(了) 011220 1457
[2001-12-20-14:57]