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【ニューデリー12日=共同】
PTI通信によると、インド国防省筋は十二日、射程二百五十キロの地対地ミサイル「プリトビ」の発射実験を実施、成功したことを明らかにした。プリトビは核弾頭搭載能力があるとされ、インドがここ数年、開発を進めてきたミサイルのひとつ。
実験は十二日午前十時四十分(日本時間午後二時十分)、空軍が同国東部のチャンディプルオンシーの発射場で実施。飛行は完ぺきで目標物に正確に命中したという。
ミサイルは全長八・五六メートルで、重さ四・六トン。液体燃料を使用、飛行はコンピューターで制御される。プリトビはヒンディー語で「地球」の意味。
同筋によると、航跡や搭載機器の分析などが今回の実験の目的で、国軍幹部や空軍関係者が実験を見守った。
インドは一九九八年に核実験を実施。国防能力の向上を目指し、これまでに射程二千五百キロの中距離ミサイル「アグニ」(炎)の発射実験に成功するなど、五種類のミサイルの開発に取り組んでいる。短射程プリトビの一部は既に実戦配備されている。