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【ワシントン18日金井辰樹】
ウルフォウィッツ国防副長官は十八日の記者会見で「世界中どの国でも、ウサマ・ビンラディンをかくまうようなことがあれば、正気ではない」と述べ、国際社会に対し、ビンラディン氏の逃亡を助けたり、かくまったりすることがないよう強く警告した。
その上で、副長官は「タリバンに何が起こったかを見ているはずだ。それが良い教訓になっている」と話し、ビンラディン氏の逃走を助ける勢力があれば、タリバン政権に対して行ったように徹底的に軍事攻撃する決意を示した。
パキスタンが逃亡先として取りざたされていることについては「ムシャラフ政権や、多くのパキスタン人はわれわれを助けてくれるだろうが、それはビンラディンに同情する人物が国内に存在しないという意味ではない」と述べ、パキスタン国内にビンラディン氏をかくまう可能性のあるグループがあるとの見方を示した。
ビンラディン氏の消息については「分からない。逃げているかも知れないし、(洞穴の)中で死んでいるかも知れない」と話し、トラボラ地区で既に死亡している可能性もあると指摘した。