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【ローマ支局】
AP通信などによると、22日に発足するアフガニスタン暫定行政機構の議長(首相)に就任するハミド・カルザイ氏は18日、ローマ市内にあるザヒル・シャー元国王の自宅を訪問した。
シャー元国王からコーラン(イスラム教の聖典)を贈られたカルザイ氏は会談後、「強い希望を持って帰国する」と語った。元国王は同氏に対し「多くの助言を与えた」と語り、アフガンの将来について詳細を決めるため来春開かれる予定のロヤ・ジルガ(国民大会議)までに帰国する意向を示した。
また、カルザイ氏はイタリアのベルルスコーニ首相とも会談し、テレビ局など報道関連施設の整備に対しイタリア政府から3800万ドル(約49億円)の資金援助を取りつけた。
カルザイ氏は平和の持続と安定、テロとの戦いの終結を今後の優先事項に掲げたほか、平和維持にあたる多国籍部隊の駐留期間について「国内が安定するまで歓迎されるだろう」と述べた。
[毎日新聞12月19日] ( 2001-12-19-10:46 )